2018年07月09日

2018年5月

ゴールデン・ウィークも過ぎてしまい、仕への意欲がなかなか復活しないでおりますが、皆様はどこかへ遠出などされましたでしょうか。
私は猫と母介護のため実家と家の往復以外どこにも出ずの日々でしたが、私には毎年密かなゴールデン・ウィークの楽しみがありまして…
ゴールデン・ウィーク前後になると、白い藤のような花をたくさんつける街路樹があります。この花の天ぷらが最高にうまいのです。
この木の名前は「ニセアカシア」。和名は「針エンジュ」。

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花を房ごと採ると、ものすごいいい香りがしてそれだけで幸せな気分に包まれ、さらに花の天ぷらはプチプチサクサクあっさりとめちゃくちゃ上品な味。
しかも一斉に咲くからあちこちにいっぱい、取り放題!!
花を房ごと天ぷら種につけて油で揚げ、天つゆにつけて軸を手で持って口に入れ、キューッと軸だけ引っ張り出すように食べる。
東北方面の一部の地域ではポピュラーらしいのですが、こっちではこの花が食べられるのを知ってる人はほとんどいないから、私の独壇場です。
今年もスーパーの袋いっぱい採って天ぷらを楽しみ、「今年も制覇したぞ!」といい気分でした。

たまに亀虫がついてたりするので、よく見ないで天ぷらにすると口中亀虫の香りでウゲーッとなるのも罰ゲームみたいで楽しい。

学校で同僚に食べさせたこともあり、みんな「旨い旨い」と取り合い。みんなこのシーズン、「ニセアカシアを見ると、花を愛でるのではなく食べ頃を見計らう」と言うくらい、ニセアカシアファン増幅中。
今年はもう天ぷらには遅く花は咲き誇ってしまいましたので、(房の上が咲いてて下の方が蕾なのが食べ頃)、皆様もぜひ来年はチャレンジして下さい。病み付きになりますよ〜絶対!




posted by 安楽満 帆志 at 11:14| Comment(0) | エッセイ

2018年05月13日

2018年3月

一年以上のご無沙汰となりますが、いかがお過ごしでしょうか。

昨年は仕事が倍増したのと、母の介護と、子猫を二匹迎えたのと、15才の猫が心筋梗塞になったのとで、シッチャカメッチャカ生活となり、エッセイを放ったらかしにしてしまいすみませんでした。
今年は「きっちり書くぞ」と元旦に決意、しかし既に3月突入。私の決意なぞペラペラの薄っぺらいものとなっております。

子猫は近所の人が「保健所に持って行く」と言うので引き取ってしまい、毎日子猫大運動会。掃除は大変だけど、弱っていく人を看る介護と違い、日々元気さを増して育っていく姿を見るのは気持ちが明るくなっていいものです。息子と娘も早く帰ってきて子猫と遊び、みんな手は傷だらけだけど笑い声が増して賑やか、今の私の癒しです。

しかし老猫の方は、子猫がストレスになったのか、突然後ろ右足が腰くだけのように歩き、ビックリして動物病院に駆け込むと「心筋梗塞で血栓が足に飛んだ、絶対安静、すぐ入院」とのことで酸素室に入れられ9日間入院。ずっと酸素室に入れられ、毎日面会(ガラス越し)に行きました。退院しても呼吸はしんどそうだしエサはあんまり食べずガリガリに痩せて、毎日「生きてる!?」と確認する日々。
ず〜っと生きた心地のしない日々を過ごしております。人間でいうと80はとっくに越えて、年が年だから覚悟はしてるものの、生き物は別れが辛い。何匹見送ってもこれだけは慣れません。 心配と不安でこっちまで血管収縮して脳梗塞になりそう…。私ってメンタル弱いわ、と実感してしまいます。

ピョンチャンオリンピックもアッというまに終わってしまい、楽しみを見つけないとメンタル持ち直せないなと思っている次第です。
3月は卒業の時。
旅立つ生徒たちにエールを送りつつ、私にも明るい春がきてほしい、と切に願うこの頃です。


posted by 安楽満 帆志 at 11:38| Comment(0) | エッセイ

2018年03月01日

2017年1月

明けましておめでとうございます。 といっても、もう2月です。ご無沙汰しておりますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
私は年が明けてから2回も風邪をひいてしまい、抵抗力がなくなっている我が身の衰えをヒシヒシと感じているこの頃です。
今までは、周りが風邪をひいてようがインフルエンザにかかってようがピンピンしてたのに…。
インフルエンザの予防接種をしててもインフルにかかる職場の体育系若者に、「日頃の体力自慢はどうした!? ちゃんとした食事生活してるか? スナック菓子ばっかり食べてるからや。私なんか予防接種したことないけどインフルにかかったことないもん」とエラソーに言ってた私、立つ瀬ない…。
彼らも「ちゃんとした食事してたらインフルは無縁やと言ってたんは誰でしたっけ? 」とこの時ぞとばかりに言いに来るから、
「インフルやないもん、咽頭炎! しかも熱は1日で下がったし」と反論するも、立場なし。
熱はほんと1日で下がったけど、熱の前後2日は身体がだるいし間接痛いし、やっぱり年なんやろか、とガックリきています。

それにしても寒いですね、今年の冬。
滋賀県も雪日が多く、たいして積もってないし路面には雪ないのに雪が降ると大渋滞です。

そんな中でも、今年一番の冷え込みと言われた1月の 14・15の土日で、なんと豪雪の鳥取へ車で行ってきました。
86才の母が「蟹が食べたい」と言ったもので、弟が「旅館代出すし車出して。ボクの車、冬用タイヤに変えてないし」と、一泊1人3万以上もする高級蟹旅館を予約してくれました。

道がわからんので、我が娘をナビ役に連れて、母、子(私と弟)、私の娘の4人旅です。

天気予報で雪だとは聞いてたけど、雪に免疫がない滋賀県民だから、「どうせたいしたことないわ」とタカをくくって出かけたのです(しかも私の車は軽自動車)。
実家のある京都から名神・中国道に乗り、鳥取自動車道へと高速一本で行ったのですが、鳥取自動車道に乗ってしばらく行くとチラホラ雪が…。
「この程度か、平気や」と思ってたら、いきなりトンネル抜けたら猛吹雪!
なんやこれ、ヤバイ!! 前見えない〜!
しかも、路面も雪で、どこが道かわからんじゃないか!
おまけに通行量少ないし、頼りにできる前の車もない…。
路面が凍結してたらスタッドレスタイヤ履いてても意味ないのね… 初めて雪の怖さを知りました、恐るべし鳥取!!
もう、トロトロ運転で何とか鳥取へ。そこから倉吉まで、また高速に乗ったんだけど、海の横で横風えげつない!!
吹き飛ばされそうだし、路面はガチガチに凍ってるし、高いとこ走ってるし、「あかん、事故って墜落か」とホント怖かった…。
倉吉で白壁土蔵群の観光地に行ったものの、雪で寒くて観光客もなし。 寒くて見てられない。あまりの寒さに風を避けようと一軒のワイン製造元の店に入りました。
チラッと見るだけで出るつもりが、雪で客も来ないからか飛んで火に入る冬の虫だったのか、店員さんが「いかにうちのワインが素晴らしいか」を長々と語り、弟と娘は試飲させられ、もう買わずには出られない状態に。
一本買って早々に切り上げて旅館のある温泉へと戻りました。

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さすがに一泊3万以上もする旅館だけあって、蟹料理はすごかった。
部屋に板前さんが来てくれ、目の前で活きた松葉蟹を捌いてくれるんです。捌いた足を氷水につけると、蟹の身が松葉のように細かく広がる、それが松葉蟹という名前の由来だとのこと。
刺身、焼き蟹、蒸し蟹、と蟹のフルコース。

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しかーし!!
私は蟹が食べられない。アレルギーなの…。食べるとブツブツが出るのです…。
無言でむさぼり食う3人を横目に、ああ食べたいっ、少しだけなら大丈夫かも、もういいか痒くなっても、いややっぱりあかん、と自分との戦い、苦痛の食事タイムですよ。
結局蟹は諦めて、他の料理をつまみました。蟹を楽しむ3人は、食事が長い!!
「はよして!」と急かしても
「蟹はほじるのに時間かかるんや」とちゅぱちゅぱ…。
「あんたらが蟹終わらんと次の料理が来いひんやんか」

蟹を食べとる奴らはホジるのと食べるのに忙しく、会話もないから暇なんだよっ!

蟹だらけの食事は結局2時間半もかかりました…。

温泉は素晴らしい露天風呂があったけど、寒くて露天にたどり着けず内湯で我慢。
運転疲れの私は速効爆睡でした。

次の日は海沿いの海鮮市場へ行き、お土産にと海産物を買い込んで、また恐ろしい雪の高速を走って帰ってきました。

親孝行ができた満足感はあったけど、あんな怖い思いは二度としたくないわ、と無事で帰れた喜びをヒシヒシと感じた旅となりました。


posted by 安楽満 帆志 at 09:44| Comment(0) | エッセイ