2019年06月04日

2019年5月

4月から心の支えにしてきたゴールデン・ウィークもアッという間に終わってしまい、今や「もう休みが当分ない」という喪失感が残るのみ。
皆様は充実したお休みを過ごされたでしょうか。

ゴールデン・ウィークといっても親の介護と猫の薬タイムに縛られてる私は旅行など行けずで、10日間もあったのにこれといって満喫したイベントはなく、植木を切ったり竹の子を炊いたり、しじみ祭りの手伝いをしたり、冬物を片付けたり、娘と2人で近くの四川料理を食べに行ったり、見たかった海外ドラマをAmazonプライムで見まくったくらい。
それでも仕事を忘れられる開放感は何よりの幸せでした。

日本は令和にお祝いムードですが、私はそんな感じでHappy感なし。
令和も新天皇のお年を考えると20年くらいしかない訳ですが、とにかく戦争に巻き込まれない平和な年であってほしいと願います。
そして雅子様もこれからいろんな表舞台に立たれることで、今まで培ってこられたキャリアや知識を生き生きと発揮されて、ストレスが減るといいなと思います。

令和になったからという訳ではないけど、実家に古銭や旧札をしまってあるのを思いだして、どんなのがあるのかちょっと見てみようと探してみました。
ところが、どこを探しても見つからない。
母に聞いても認知症のマダラボケ状態なもんで
「そういえば置いてたけど、どこにしもたかわからん」
と言うし、押し入れから引き出しから全部見てもない。
「耐火金庫に入れたかなぁ」
というので、金庫(小さな携帯できる金庫)を引っ張り出したものの、鍵がない。

「鍵は?」
「どこかにある」
「どこ?」
「わからん」
「大事なもんしまう場所はどこなん?」
「金庫や」
落語じゃあるまいし…その金庫の鍵の場所を聞いてるんだよっ!

鍵は見つからず、開いたとしても入ってるかもわからず、結局どうにもならない。

だいたい母は昔から極度の心配性で何でもしまいこんで何にでも鍵をかける人でした。
だから実家には耐火金庫が4つもある。
金庫といっても単なる引き出し代わりだから中身はろくなものが入ってない。
確か昔の友だちから来た手紙やら過去の保険の単なる通知葉書まで金庫に入れていたぞ。

「前に見たことあるけど、たいしたお札なかったで。10枚くらいしかなかったし」
と弟が言うものの、見られないとなると余計に気になる。お宝的価値がないのはわかっていても、とにかく開けたい。 お札が見たいというより開かずの金庫を開けたい。

テレビで金庫開けるプロみたいな人を呼んでご立派なお屋敷の金庫を開ける番組を見たことあるけど、そんな人呼ぶほどの金庫でもなく、ハンドバッグサイズのホームセンターで買ったような金庫だから、2階から落としたら開くかなと考え、1つ落としてみたら、なんと! 開きました!!

中身は… 昔に保険の代理店をしてた時のようわからん書類と、私と弟の小学校の通知票が入ってた。

なんでこんなもん金庫入れとくねん!
こうなったら全部落としてやる!と2つ目もポ〜イ。
開きません…
3つ目も4つ目も開かず、壊れもせず。
頑丈だわ…

頭にきて母にもう一度「鍵どこ!? 思い出してよ!」(無駄だとは思っても熱くなってしまった私は止まらない)
「金庫に入れたかもしれん?」
「は? どういうこと? 」
「Aの金庫の鍵は@に、Bの金庫の鍵はAに入れたかもしれん」
「はぁ〜? も〜っ!!」
「現金100万とか入ってないの?」
「そんな危ないことせえへん。お金は家に置いてても増えへん、減るだけや」
「なんやねん、何のための金庫や!!」
「あんた、金庫開けてどうするつもりやのん?」
「古銭探してるの!」
「それは金庫やな」
「だーかーらー金庫の鍵!!」

話になりません…。

弟は
「2つ目の金庫は中学校の通知票や。3つ目が高校。ほんで4つ目が大学やな。」
と、ヒートアップした私を横目で冷めた態度。

ろくなものが入ってないことだけはわかったけど、開かずの金庫を破壊する方法、誰か教えて〜っ!!


posted by 安楽満 帆志 at 23:22| Comment(0) | エッセイ

2019年05月15日

2019年4月

今年は数年ぶりに4月8日の入学式にバッチリ桜が満開でした。寒い年だったのだなぁと感じた4月です。
でも、1週間でほとんど散ってしまい、花の命の短かさを感じています。
桜に続いて今は菊桃、花桃とあちこち花盛り。花屋の店先も急にカラフルになり、春はやはり花の季節なのですね。
2月3月と、私は金柑の甘煮作りにハマり、大鍋に何度も作り、あちこちに配りました。金柑のヘタを取り除き、縦に5本ほど切り目を入れて2回ほど湯を変えてアクを抜き、竹串で種を取り除き(これが手間)、たっぷりの砂糖と水で煮ると、色鮮やかな艶々の金柑甘煮の出来上がり。
シロップをお湯で薄めて飲んで良し、お弁当の色どりに良し、重宝です。

さて、私の4月のビッグニュースといえば、ついに車を買い替えたこと(まだ新車は到着してないけど)。
なぜ買い替えたかというと、事故したからなのであります。

母の介護で週に2回京都に行ってるのですが、その日も仕事終わりに高速道路を飛ばして実家に行き、母の夕食、お風呂(自分じゃ何もしないから私が一緒に入って全部洗う)を済ませ、寝かしつけて、実家から自宅に戻る途中(その日は雨)、交差点の信号が青に変わり、前の車が発進したと思ったらすぐに急ブレーキを踏んだもので(前の車のそのまた前の車が急に右折したため)、私も急ブレーキを踏んだが、スタッドレスタイヤだったもんで、全くブレーキきかずツツーッと滑って前の車にドカン!

警察呼んで保険会社に連絡して…
相手のかたは大きな良い車に乗ってられたので、結構な追突なのに全く凹みなし、私のタントの前ボンネットはベコベコ。
全面的に私の過失でした。

相手のかたは「少し腰が痛いかな」とのことで、「明日病院に行ってきます」と言われましたが、「おおごとにはしないので、大丈夫」と言って下さったのが幸いでした。
申し訳ないことでした、ホント…。

医者からは、「骨に異状はなく、打ち身の青じみもなく、病名をつけるならムチウチ」と言われたそうで(腰にもムチウチがあるのだと初めて知った)、早く快復してくださることを願うばかりです。

そういう訳で、ガックリ落ち込んでる日々だったのです。
相手の車は保険で直すけど、私のボコボコタントをどないかせにゃならん。
15万キロを越えてたし、2ヶ月ほど前に当て逃げされたキズもある(信号無視で急に交差点に入ってきて、私の前方右側に当てて猛スピードで逃げて行った)。

修理か買い替えか、11月に車検終わったとこやし修理かなぁ…と悩みながら、ドヨーンとした気持ちでいつも修理を頼んでる地元の小さな車屋へ行きました。

カウンターに「セール!、タント、込み込み128万円」の紙が貼ってありるのを見た私、
「修理ですか?」の問いに
「これ、買います」と突発的に返答。

「買ってくれはるの?」
「はい。もう少し安くならない?」
「込み込みの値段やからこれ以上は無理や。」
「わかった」
「カーナビつける?」
「いらない。動物的勘で走るから」
「ステレオはつける?」
「ステレオて何?」
「CDとラジオが聞ける、車についてるやつ」
「カーステレオって別売り!?」
「別売り。ナビについてる場合もあるから、今は別売りなんや。CDとラジオさえ聞けたらいいんなら1万5千円、スマホからBluetooth飛ばすタイプだともっと高い」
「私の携帯ガラケーやし高いのはいらない。普通ので」
「OK。それと、追突防止システムつけとき。6万ちょいするけど、センサーが関知して追突する前に自動でブレーキかかるよ」
「じゃ、つけて。あと、汚れ防止の座席カバーがほしい」
「1万くらいや。色はベージュか黒やけど。それより車の色は何にする?茶や青は27000円アップするよ」
「じゃ、それ以外で。駐車場でパッと場所がわかるのがいい」
「ほんなら赤かな。それ以外だと灰か白やなあ」
「じゃ赤でいい」
「ナンバーはどうする? 今流行りのご当地ナンバーだと1万、自分の好きなナンバーだと4000円、ナンバー選ばなければ2000円」
「数字覚えるの苦手やから今のタントと同じナンバーにして」
「OK、全部つけて140万てとこかな」
「ボコボコタントの廃車料いるの?」
「いらんよ。部品売っていくらか入るし」

てことで勢いで申込みしてしまいました… 。
車屋さんには
「奥さん、勝負早いわ。何でも即決や、こんな悩まんと車買う人初めて見た」
と言われました…

でもね…なんか、新車買ってもちっとも嬉しくない。ドンヨリ感晴れず。
事故の気持ちの後遺症は結構デカイ。
なんとか気持ちを切り替えようと思い、家に帰って娘に話すと
「は? 赤? 60のオバハンが赤ておかしいやろ。ぶつけた? いつかやる思たわ。」
息子は
「見もせんと決めてきたんか!? アホちゃうか。まあ、あんた(私のこと)今のタントもネットで買ってたな、アンタの買い物の感覚、変やで」と言われ…
誰も新車購入を喜ばず。

新車が来たら気持ちも晴れるのかな。でも今のタントと別れるの寂しい…

そんな訳で、なんか悶々ドヨーンの4月のスタートなのです。



posted by 安楽満 帆志 at 09:30| Comment(0) | エッセイ

2019年04月17日

2019年2月

立春も過ぎ、寒さはまだ厳しいものの、春の花も蕾が少し色づきはじめて、ようやく春に近づきつつあるのが感じられるこの頃です。
節分にはニュースで巻き寿司の具が大量廃棄されたり豚の餌になってると報じていたので、巻き寿司を手作りする私は「今年は絶対材料を捨てない」と決め、干瓢、椎茸、高野豆腐、海老、カニカマ、卵、三つ葉、青じそ、人参、胡瓜を用意し、巻き寿司作りを始めました。

予定では6本作るはずが、そこはアバウトな私。「干瓢が余る〜っ!」「高野豆腐が使いきれないっ!」と、それらを使いきるために結局他の具材を買い足し、買い足した具材がまた余り、それを使いきるためにまた他を買い足し、で、なんと14本の巻き寿司ができてしまい、家族も「無計画に作るからや、もういらん、近所に配れ!!」と言う始末、ご近所からも「もう買ったしいらんわ」と断られ、3日かけて食べる羽目になりました。家は酢臭くて胃袋も酢が回ってる感じでもう当分寿司は見たくない…

こういうイベント的食べ物は結局は無駄が出るものなのね…。
次はバレンタイン。生協で頼んだのを忘れ、次の週にも注文してしまい、こちらも無計画の結果チョコの箱が既に6個届いております。チョコは日持ちするし、まあいいわ、とテレビ見ながらボリボリやって、豚街道まっしぐらです。

さて、我が家の猫は低空飛行ながらも元気でおりますが、1月の終わりから物置に腹水がパンパンに溜まったヨタヨタの瀕死の野良猫が住み着いております。「寒い中、のたれ死ぬのは可愛そうだし、死ぬならうちで死んだらええよ、見送ってあげるから」と仏心を出し、猫マットに毛布を買いに走り、さらにカイロを買いに行き、朝に夜にとカイロを変えての世話で忙しい。1週間持たないだろうなと思ってたら、餌を置いても飲まず食わずでもう半月。最初の頃は「生きてるか?」「頑張りや」とカイロを交換する度に言ってたのが、さすがに「実は他でご飯食べてるのか?」「いつまでいる?」という心境になりつつあります。
ヤバイ、住み着いたら困るんだけど…。まあ、何かの世話をしてるうちが花、自分が世話されるよりいいか… 手を出してしまったからには最後までなんとか看ないと…

毎日食べ過ぎでブクブクに太った我が家の「大福(1才のオス猫)」が「僕も僕も」とまとわりつく中で、瀕死の猫のために交換用のカイロを振り振り、「これなら食べるかも?」と刺身や鶏ササミを茹でてる私なのです…。

posted by 安楽満 帆志 at 09:37| Comment(0) | エッセイ