2012年06月01日

よる歳波には勝てず…

先日、20年来の友人と一緒にご飯を食べに行きました。

生協の役を通して知り合い、食や環境問題をテーマに広報物を定期的に
発行してきたのですが、生協の活動システムが変わってからは通信の
発行活動もストップ。会う機会も自然と減っていました。

この日に集まったのは、メンバー10人のうちの6人、52〜60才で私が
一番の若手です。

主婦、病院の看護助手、生協のパート、造園会社のパート、学校の講師、
と バラバラなんですが、やはり同じ目的や考えで20年来活動を続けて
きただけに、とても信頼できる仲間です。

互いの近況を話す中で、「歳とったよね」という話になり、互いの失敗談で
盛り上がりました。
なんせ電化製品が調子悪いと叩いて直そうとする世代。
みんな頭はアナログのままですからパソコンにも横文字にもついていけない。。

私も最近、学校の緊急連絡網の登録の仕方がわからず、若者に聞いて恥を
かいたところです。
四角い図案のようなマーク(QRコード? バーコード? 何て言うのかさえ
知らん)を学校から渡されて「登録しろ」と言われたものの、何をどうした
らいいの状態で、隣の席の若者に「やり方教えて」と聞くと、「携帯で取れ
ばいいんですよ、そしたら画面が出てくるから必要事項を入れるだけで登録
できます」とのこと…。ふむふむ、携帯で撮ればいいんやな?、と、携帯
カメラでマークを写真に撮った。
しかし待てど暮らせど何も出てこない。
撮り方が悪かったのかと何度もパチパチ写真に撮ってたらバカ笑いされた
次第です。(バーコードリーダーとかいう機能で取るらしいが、そんな機能
どこにあるの!? 結局 携帯を渡してやってもらった)。

職場では笑い者になりましたが、この仲間うちではみんな「携帯で撮れ、と
言われたらカメラやと普通思うよなあ」「説明が悪いねん!」「横文字で
言われてもわかるか!!」 と皆さん私と同じレベル。

「アレとコレを買わねば」とスーパーに買い物に行き、目的のものをすっかり
忘れ別の物ばかり買って帰り、またスーパーに走る、と話すと、「そんなの
序の口」だそうで、
「スーパーで買い物して、荷物を台の上に置いておき写真屋に寄り、そのまま
荷物を忘れて帰ってきた」
「自転車で買い物に行き、自転車を忘れて歩いて帰ってきた」
「自転車で買い物に行き、買い物を終えて自転車に乗っで帰る途中、なんか
お尻が変な感じだと思ってたら他人の自転車だった。頭はボケてるけど、お尻は
まだボケてない」、など、スーパーの失敗談は数々。
造園会社のパートをしてる友人は「会社名の入った宣伝用に配るタオルを400枚
発注することになり、字体やフォントを何度も確認して、これでOKと発注した。
出来上がったタオルが会社に届いたら、印刷された電話番号が自分の自宅電話に
なってて大騒ぎ」
「へそくりを見つからないところに、と隠したはいいが、隠した場所がどうしても
思い出せない」
「仕事から帰ると家におばあちゃんがいない! 近所の人を巻き込み大捜索してる
最中に、ショートステイに預けてたのを思い出して平謝り」などなど…

みんないろいろやってます。

みんなで、「こういう話を聞くと私はまだ大丈夫とホッとするよね」と笑い、
スッキリ明るい気持ちで帰りました。

家でこの話を子どもにし、「まだまだ私らは大丈夫や」と言うと、息子は
「大丈夫どころかみんなアブナイ」、
娘は
「まだらボケ同士の傷のなめ合い」とヒドイ言い様。

せっかくホッとした気持ちが一気に不安に逆戻り…

「50越えたらみんなそうなるんや、あんたらもこの歳になったらわかるわ」と
言い返し、冷蔵庫に「何か忘れていませんか?」と貼り紙をして、「こうやって
その都度確認すれば大丈夫!」と胸を張る私に、
子どもたちは更に
「それって、もう末期症状」と 鼻で笑ったのでした…。



posted by 安楽満 帆志 at 00:00| Comment(0) | エッセイ