2012年09月01日

2012年9月

9月です。
学校も始まり、子どものお弁当やら何やらと、また忙しい日々が
戻ってきました。

お盆休みや夏休み、皆さまは少しはゆっくり過ごされたでしょうか。
隣の奥さんによると、「お盆はダンナの実家(島根県)。長い時間
大渋滞の高速に乗り、やっと着いても挨拶回りで休めない。
ダンナの実家では気を遣うし横になぞなろうものなら
「自堕落な嫁」と思われたらかなんし、普段の倍は動かんならん。
行かないなら行かないで「墓参りにも帰ってこない」と言われるし、
お盆休みなんか しんどいだけ」だそうです。

私もやっと休みが取れ、「さあ、ゆっくりするぞ!」と思ったものの、
そもそも私はゆっくりできない性格。
まず、テレビはほとんど見ない。というか見てる暇がない。
仕事から帰ると7時過ぎてるし、大急ぎで夕飯の仕度をして洗濯して、
なんやかやと用事してたら12時なんてアッという間。
リラックスタイムなぞなく、たまの休みに「さあ、ゆっくりしよ」と
思うものの、じっと座ると「あれもせんなん、これもせんなん」と
目について、すぐに立ってしまう。
お風呂もカラスの行水、ゆっくり浸かってたら寝てしまうので10分と
かからず上がる。
「ケーキでお茶しよ」、と思っても早食いなもんで5分で終了。
一度、「本気でリラックスするぞ」、と アロマなるものを買って
浴槽の横に置いて久々に湯船にどっぷり浸かったところ、
天井やタイルにカビが出てるのに気づきリラックスどころじゃない。
「ゆっくり浸かってる場合やないわ」と裸で漂白剤を取りに出て、
お風呂中を大掃除する羽目に。
お風呂は汚れに目が行かぬ間に上がるに限る、とわかり、
アロマセットはお風呂の隅っこでカビております。
さて、話は戻りますが、「今年こそゆっくりするぞ」と
8月の後半に4日間の休みを取り、車で走っておりました。

以前のエッセイで、「私は2月と8月が恐い」 と書いたことが
ありましたが、…そうです、よりにもよって、休みの1日目に
拾ってしまった…
見渡す限りの田んぼの中の一本道、景色を楽しんでたら道端に
白黒の小さな塊を発見。
もしや… 子猫か!? 動いてないし、死んでる?
車で側を通りすぎ、バックミラーで見ると、…
あかん、やっぱり子猫や…
そこからは目まぐるしい自問自答。
「どうする? うちにはキナコ (他の猫を受け付けない我が家の
メス猫) がいるし無理無理無理!でも、ほっといたらこの炎天下、
すぐ死んでしまう… ヤバい、カラスが飛んでる、食べられるっ!! 」

車を止めて駆け寄ると、生きてはいるけどグターッとして首も上げない。
顔は目やにビッシリで開いてない。 脱水か!? 死ぬのか!?

急いで車に乗せて家に連れ帰り、水につけて身体を拭いて、
猫缶を口元へ。なんとかペロペロとなめてくれたので、
段ボールとフカフカの新品タオルでベッドを作り、
涼しいところに寝かせました。
何度か餌を口元へ持っていくと、子猫は少しずつ食べ始めました。
その日は獣医が休みだったので一晩中つきっきりで世話を。

子猫は少し元気になり、餌も自分から食べ始めました。
が、目やにで目は開かないまま。濡れたタオルで拭くと
少しは開くけど5分たったらまた目やにビッシリ、とにかく
明くる朝に獣医へ連れていきました。

「風邪と脱水やな。目やには風邪からくる結膜炎」とのことで、
抗生物質の注射をしてもらい、シラミとノミの薬を塗ってもらい、
しめて千円也。
貰い手を探すにも、この目やにだらけのグシュグシュの顔を
治さなければ写真も撮れず、トイレに連れてってトイレトレーニング。
しかも子猫の世話の他に、フーフーハーハー怒って逃げ回って
隠れてしまう
キナコを捕まえて餌を与えにゃならん。
私のせっかくの久々ゆっくりの休みはいずこへ…?

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猫缶を買いに走り、子猫用ドライフードを買いに行き、
オシッコで濡れた寝床のタオルを何度も洗い、走り回るキナコをなだめ、
友達に「一生のお願い! 子猫もらって」と電話し、
「あんたの一生はいったい何回あるねん!」と言われ…

あ〜あ、 やっぱり私はゆっくりなんかできないわけさ、
前世で相当怠けた人生を送ったのさ、きっと。しゃーないわ、
と諦めつつもすっかり元気になりトレーニング中に
トイレから逃げようとする子猫を相手にブツブツつぶやきながら、
いつも以上に忙しい状態で4日間の貴重な休みは終わってしまったのです… 。

2012_09b.jpg


posted by 安楽満 帆志 at 00:00| Comment(0) | エッセイ