2013年07月01日

2013年7月

最近、おもしろい番組に出会いました。
今現在テレビでやってるのかどうかは知らないのですが、
ネットのfuluで見つけて以来、私の夜のお楽しみになっております。

「孤独のグルメ」という、主人公が毎回仕事の合間に立ち寄った店で
食事する様子とつぶやきをひたすら淡々と映しているドラマなんですが、
気楽に見れて疲れた夜にはぴったり。
24(トゥエンティフォー)とかにドップリはまったこともありましたが、
あれはいかん。ハラハラドキドキ、目は離せないしトイレにも行けない。
肩に力入り、見終わったら肩パンパン、しかも続きが気になってついつい
「もう一話だけ」が2話3話になり面白すぎて眠れない。
そこへいくとこの番組は就寝前のホッコリタイムにぴったり。

何しろ主人公に扮してる松重豊さんが良いのです。
大衆食堂には似つかわしくない品の良さも、心の中でつぶやく台詞も、
何ともいい雰囲気なんです。脚本が素晴らしい!
食べ物を見る時、そして食べた時のその表情、上手いんです、いい役者さんですよ。
そして必ず手を合わせて「いただきます」「ごちそうさま」と言う礼儀正しさ。
毎回どこかの駅の近くの定食屋や甘味処に立ち寄り、ひたすら食べる、
ただそれだけの展開なんだけど、いいんだなぁ、これが。
松重さんのゆっくりした心のつぶやきがサイコー、独特のリズム、
独特の世界、独特の間、独特の余韻、独特の言葉回し…。
クールダンディーで一見ミスマッチな松重さんが妙にその世界にはまってて、
毎回同じ展開なのに飽きない、そんな番組です。

主人公は毎回大量に注文して完食するのですが、どう見ても胃腸の弱そうな
華奢な松重さんが食べまくる姿に、「役とはいえ大変だろうなぁ」と思ったり、
「あ、松重さん、もうお腹いっぱいになってるぞ」、と見ててわかったり、
なかなかいろんな楽しみ方ができる番組です。

唯一の難点は、見終わったあとに胃袋が刺激されてるせいか何か食べずにいられず、
寝る前だというのになんやかやとつまんでしまうこと。

という訳で、先月スタートしたはずの私のダイエット大作戦は
「孤高のグルメ」のせいでもろくも崩れ去り、「孤高のグルメ」のシーズン1・2を
すべて見終わるまでおあずけ状態となっているのでございます。


posted by 安楽満 帆志 at 00:00| Comment(0) | エッセイ