2018年05月13日

2018年3月

一年以上のご無沙汰となりますが、いかがお過ごしでしょうか。

昨年は仕事が倍増したのと、母の介護と、子猫を二匹迎えたのと、15才の猫が心筋梗塞になったのとで、シッチャカメッチャカ生活となり、エッセイを放ったらかしにしてしまいすみませんでした。
今年は「きっちり書くぞ」と元旦に決意、しかし既に3月突入。私の決意なぞペラペラの薄っぺらいものとなっております。

子猫は近所の人が「保健所に持って行く」と言うので引き取ってしまい、毎日子猫大運動会。掃除は大変だけど、弱っていく人を看る介護と違い、日々元気さを増して育っていく姿を見るのは気持ちが明るくなっていいものです。息子と娘も早く帰ってきて子猫と遊び、みんな手は傷だらけだけど笑い声が増して賑やか、今の私の癒しです。

しかし老猫の方は、子猫がストレスになったのか、突然後ろ右足が腰くだけのように歩き、ビックリして動物病院に駆け込むと「心筋梗塞で血栓が足に飛んだ、絶対安静、すぐ入院」とのことで酸素室に入れられ9日間入院。ずっと酸素室に入れられ、毎日面会(ガラス越し)に行きました。退院しても呼吸はしんどそうだしエサはあんまり食べずガリガリに痩せて、毎日「生きてる!?」と確認する日々。
ず〜っと生きた心地のしない日々を過ごしております。人間でいうと80はとっくに越えて、年が年だから覚悟はしてるものの、生き物は別れが辛い。何匹見送ってもこれだけは慣れません。 心配と不安でこっちまで血管収縮して脳梗塞になりそう…。私ってメンタル弱いわ、と実感してしまいます。

ピョンチャンオリンピックもアッというまに終わってしまい、楽しみを見つけないとメンタル持ち直せないなと思っている次第です。
3月は卒業の時。
旅立つ生徒たちにエールを送りつつ、私にも明るい春がきてほしい、と切に願うこの頃です。


posted by 安楽満 帆志 at 11:38| Comment(0) | エッセイ

2018年03月01日

2017年1月

明けましておめでとうございます。 といっても、もう2月です。ご無沙汰しておりますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
私は年が明けてから2回も風邪をひいてしまい、抵抗力がなくなっている我が身の衰えをヒシヒシと感じているこの頃です。
今までは、周りが風邪をひいてようがインフルエンザにかかってようがピンピンしてたのに…。
インフルエンザの予防接種をしててもインフルにかかる職場の体育系若者に、「日頃の体力自慢はどうした!? ちゃんとした食事生活してるか? スナック菓子ばっかり食べてるからや。私なんか予防接種したことないけどインフルにかかったことないもん」とエラソーに言ってた私、立つ瀬ない…。
彼らも「ちゃんとした食事してたらインフルは無縁やと言ってたんは誰でしたっけ? 」とこの時ぞとばかりに言いに来るから、
「インフルやないもん、咽頭炎! しかも熱は1日で下がったし」と反論するも、立場なし。
熱はほんと1日で下がったけど、熱の前後2日は身体がだるいし間接痛いし、やっぱり年なんやろか、とガックリきています。

それにしても寒いですね、今年の冬。
滋賀県も雪日が多く、たいして積もってないし路面には雪ないのに雪が降ると大渋滞です。

そんな中でも、今年一番の冷え込みと言われた1月の 14・15の土日で、なんと豪雪の鳥取へ車で行ってきました。
86才の母が「蟹が食べたい」と言ったもので、弟が「旅館代出すし車出して。ボクの車、冬用タイヤに変えてないし」と、一泊1人3万以上もする高級蟹旅館を予約してくれました。

道がわからんので、我が娘をナビ役に連れて、母、子(私と弟)、私の娘の4人旅です。

天気予報で雪だとは聞いてたけど、雪に免疫がない滋賀県民だから、「どうせたいしたことないわ」とタカをくくって出かけたのです(しかも私の車は軽自動車)。
実家のある京都から名神・中国道に乗り、鳥取自動車道へと高速一本で行ったのですが、鳥取自動車道に乗ってしばらく行くとチラホラ雪が…。
「この程度か、平気や」と思ってたら、いきなりトンネル抜けたら猛吹雪!
なんやこれ、ヤバイ!! 前見えない〜!
しかも、路面も雪で、どこが道かわからんじゃないか!
おまけに通行量少ないし、頼りにできる前の車もない…。
路面が凍結してたらスタッドレスタイヤ履いてても意味ないのね… 初めて雪の怖さを知りました、恐るべし鳥取!!
もう、トロトロ運転で何とか鳥取へ。そこから倉吉まで、また高速に乗ったんだけど、海の横で横風えげつない!!
吹き飛ばされそうだし、路面はガチガチに凍ってるし、高いとこ走ってるし、「あかん、事故って墜落か」とホント怖かった…。
倉吉で白壁土蔵群の観光地に行ったものの、雪で寒くて観光客もなし。 寒くて見てられない。あまりの寒さに風を避けようと一軒のワイン製造元の店に入りました。
チラッと見るだけで出るつもりが、雪で客も来ないからか飛んで火に入る冬の虫だったのか、店員さんが「いかにうちのワインが素晴らしいか」を長々と語り、弟と娘は試飲させられ、もう買わずには出られない状態に。
一本買って早々に切り上げて旅館のある温泉へと戻りました。

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さすがに一泊3万以上もする旅館だけあって、蟹料理はすごかった。
部屋に板前さんが来てくれ、目の前で活きた松葉蟹を捌いてくれるんです。捌いた足を氷水につけると、蟹の身が松葉のように細かく広がる、それが松葉蟹という名前の由来だとのこと。
刺身、焼き蟹、蒸し蟹、と蟹のフルコース。

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しかーし!!
私は蟹が食べられない。アレルギーなの…。食べるとブツブツが出るのです…。
無言でむさぼり食う3人を横目に、ああ食べたいっ、少しだけなら大丈夫かも、もういいか痒くなっても、いややっぱりあかん、と自分との戦い、苦痛の食事タイムですよ。
結局蟹は諦めて、他の料理をつまみました。蟹を楽しむ3人は、食事が長い!!
「はよして!」と急かしても
「蟹はほじるのに時間かかるんや」とちゅぱちゅぱ…。
「あんたらが蟹終わらんと次の料理が来いひんやんか」

蟹を食べとる奴らはホジるのと食べるのに忙しく、会話もないから暇なんだよっ!

蟹だらけの食事は結局2時間半もかかりました…。

温泉は素晴らしい露天風呂があったけど、寒くて露天にたどり着けず内湯で我慢。
運転疲れの私は速効爆睡でした。

次の日は海沿いの海鮮市場へ行き、お土産にと海産物を買い込んで、また恐ろしい雪の高速を走って帰ってきました。

親孝行ができた満足感はあったけど、あんな怖い思いは二度としたくないわ、と無事で帰れた喜びをヒシヒシと感じた旅となりました。


posted by 安楽満 帆志 at 09:44| Comment(0) | エッセイ

2017年02月03日

2016年11月

10月は憂鬱な一ヶ月でした。
というのも、「フィッシングメール」というのにまんまと引っ掛かり、寸前の所で「私、騙されてる」と気づき、迷惑メールに登録した次第。登録しても相手が次々違うアドレスでメールを送ってきて参りました(今もまだ続いてる)。

金銭的被害はなかったものの、毎日山ほど送られてくるメールに携帯を見るのもイヤになり、落ち込む日々だったのです。

きっかけは、「メールアドレス変えました。久しぶりだね、またご飯でも行こう」という一通のメールがきたこと。
名前が書いてなかったから、
「名前が抜けてますよ、誰ですか」と返信したんです。
すると「○○だよ」と返事が。

心当たりがない名前だったので、間違えて送らはったんやな、本来送りたい人に伝わらないと困らはるやろうし、教えてあげなければ…と思い
「宛先をお間違えですよ」と返信しました。
すると、「大変申し訳ありません、アドレスを一文字入力し間違えたようです。教えていただいたおかげで友人と連絡がつき助かりました。」と返信が。
へぇ〜、一文字違いのアドレスの人がいるんだぁ… と思いながら「解決してよかったですね」と送り返しました。
するとまたメールがきて、「ご親切な方に届いてよかったです。自分は東京に住んでいる会社員28才の男です、これも何かの縁だと思うので、今後もメールさせて頂いてもいいですか?」と来た。
めんどくさいな、と思いつつも、「ダメです」とは言えず、「いいですよ」と返信。
そこからですよ、朝に夕に何度もメールが来る。内容は他愛もない日々の様子。今日は寒いから気を付けて頑張ろうとか、今夜は流星群が見えるとか、はたまた親が会社を経営してて自分は障害があるから親からよく思われてないのが辛いとか。
今時の若者は日記のようにメールするんやな、と驚くばかり。
何にしろ私も忙しい身、いちいち返信してられない。でも障害がある人からのメールというのは、私の職業柄 無視するのは気がひける。
なので「仕事で忙しいから返信はたまにしかできません、ごめんなさい」と罪悪感を感じつつ返信しました。
にもかかわらず1日に何度も来る。ほったらかしにしてたら、ついには障害のことで悩んでる内容のメールが来たので、さすがにこれは人として無視したらダメやろうと、真面目に一生懸命アドバイスをしたり励ましたりしたんです。

朝に夕にの頻繁なメールに参って返信もあまりしかしなくなりだした頃、相手から
「関係がうまくいってなかった父から会社を継いでほしいと言われて悩んでいたが、せっかく言ってくれたんだし育ててくれた恩返しに父の会社に移ることにした。今から会社に辞める報告をしてくる」ときた。
「お父さんとの関係が改善することを期待しています。ぜひ新しい会社で頑張って下さい」と返信。
障害があっても悩みながら道を探って自分で決断した彼に対し、「頑張ってほしい」と心から思ったんです。

一時間ほどして「今の会社に報告を済ませてきた。この携帯は会社から支給されてるものだから返還しないといけない。なので今後はチャットにメールしてほしい」と新しいチャットアドレスを書いたメールが。

そもそも私は機械に弱い。携帯もメールと電話と目覚ましとカメラしか使わない(使えない)。スマホはワケわからないからいまだにガラケー。
チャットと言われてもよく知らないし、やったこともない。
それでなくても連日のメール攻撃に辟易してたし、「会社の携帯であれほどメールしてたんか。公私混同甚だしい奴」とムカついたので
「私はチャットはしません。なので申し訳ありません」と送り返し、これで縁が切れたわとホッとしたんです。
するとそこからですよ、もう10分おきくらいに
「なんでメールしてくれないの、障害があるから?」とか「障害に対して励ましてくれたのはウソだったんだね」とか 山のようにメールが来た。
さすがにこれは変だと思い、そこで娘に初めて「こんなメールが来て困ってる」と相談しました。

娘はメールを見るなり
「あんたバカか!? こんなん出会い系サイトへの誘導か、お金取られるサイトに誘導されるやり口やろが。何を返信してんのや!おかしい思わんかったんか! 名前書かずアドレス変更通知してきた段階で返信するだけでもバカ。さらにやりとりするなんてあり得ない!!」と私にバカ怒り。
「だって、困らはるやろうと思ったんやもん。素直に親切心で、アドレス間違えてますよと伝えただけやのに」

「もはや返信した段階でアンタのメールアドレスが拡散されてるんや、相手は架空の人物や、実在してへん!出会い系サイトに誘導する業者!! そんなこともわからんといて携帯なんか使うな!!」
もう親を「アンタ」呼ばわりですわ。

私「どうしたらいいの?」
娘「アドレス変えろ!!」
私「それは嫌。いちいちみんなに送るなんて無理」
娘「バーカ!一斉送信したらええやろ!」
私「一斉送信て、どうやってするの?」
娘「チッ(舌打ち)、携帯貸して!」

私の携帯を取り上げてカチャカチャ、
「この携帯古すぎて一斉送信できひんやんか!! 最低!! んもう〜迷惑メール登録するわ。でも登録しても相手はアドレス変えてまた送ってくるで」
私「え〜っ!どうしよう」
娘「とりあえず迷惑メール登録する」
私「でもまた来るんやろ?」
娘「来るたびに登録してたらそのうち来なくなる可能性にかけるしかない。それでも来るならメルアド変えろ!!」
私「わかった。迷惑メール登録のやり方教えて」
娘「アンタには無理!」

娘に登録してもらって、さすがに10分おきにくるメールは止まりましたが、まだやっぱり相手はアドレスを変えて脅迫めいた恨みがましいメールを送ってくる。ドコモだったりauだったり。
そのたびに娘に頭を下げて「バカ、ありえへん」と蔑まれながら迷惑メール登録をお願いする…。

私は本当に善意から相手に「アドレス間違えてますよ」と言ってあげたのに。相手のことを思いやり、さぞ苦しんでるんやろうと悩みの相談にも乗ったのに。

娘は「バーカ! 相手に悩みなんかあるか! カモが引っ掛かってきたくらいしか思ってないわ!! 相手は仕事なんや、カモを釣るのが仕事!だからフィッシングメールて言うんや!!」

だってそんなん知らんがな。

私「せちがらい世の中になったんやなぁ…私らの時代は人が困ってると思えば助けるのが当たり前なんや。困ってる人には親切にすべき、それが人として当たり前のことやのに」
娘「知らない人に親切を振り撒こうとするほうがおかしい。
ネットや携帯の情報機器の恩恵だけ受けようとするのが間違い、恩恵を受けたいならそれなりの学習をして使え!アンタに情報危機使う資格なし!」

あまりな言われよう… 反論したくても言えません、はい。

…いまだに続く迷惑メールに、さすがにメルアド変更しなあかんか、と暗い気持ちになる。
何より娘に頭が上がらない。いつもご機嫌伺いをしながら迷惑メール登録のお願いに行かねばならぬ。

娘には何も言えないから一部始終を聞いていた息子に
「相手に言ってやりたい。そんなことしてて罪悪感ないのかと」と言うと
息子「あるわけないやん」
私「そんなことしてたら、いつかは自分に返ってくるよ、と言いたい。改心してもらいたい。人を騙して儲けるのが当たり前やとみんなが思う時代になってほしくない」と言うと、息子は
「それ、何の宗教?」
と冷たい反応。

そんなこんなで、悔しいやら情けないやら、ほんとにモヤモヤしてるこの頃なんですよ…。


posted by 安楽満 帆志 at 17:09| Comment(0) | エッセイ