2016年09月01日

2016年9月

リオオリンピック、日本頑張りましたね。
夏休みだったので、毎晩リアルタイムで見てしまい、昼間はポワ〜ンとして仕事に集中できない日々でした。

体操の内村航平選手、もう天才ですね、完璧だわ。
でも私が一番燃えたのは卓球男子。
水谷隼選手がすごかった!
「あかんがな、もう負けるわ」と誰もが思ったところからのあの追い上げ、勝った瞬間のガッツポーズに私も「よっしゃぁー!」と大声で叫んでました。
福原愛ちゃんばかりに期待が集まり、今まで全く注目されてなかった卓球男子、世界大会でも上位を取ってたのにいっぱい努力してきたのにスルーされてきて気の毒だったのですが、これで皆の目を向けさせたこと間違いなし! 努力が実ってよかった!!
手に汗握るすごいラリー、「よしっ!」「あーっ!!」とこっちも思わず声が出る。よく取るよあんな球。
水谷選手が点を失うと、私が「あーもぅ何やってんの!」「もーっ!拾えよっ!」などと言うもんで、横で見てた息子が(息子は中学時代卓球部だったので卓球男子だけは見てた)
「あんた、偉そうに言うなよ、何ひとつ同じことできひんやろが。」
と怒ってました。

卓球女子の石川佳純選手もすごかったわ。
試合中の彼女の目の鋭さ、ハンターの目、戦士の顔ですよ。メダルを取った後のインタビューの時の柔らかな表情と全く違う。
あの狙い撃ち的な目、最高にカッコイイ!
卓球は、素晴らしい試合を見せてもらって「さすがオリンピック!寝ないで見た甲斐あるわ〜」と思いました。

レスリングの吉田沙織選手も試合前から金メダル4連覇の重圧、あまりに気の毒で「いいんだよ金メダルじゃなくても。そんなに責任感じないで」と祈るように見てました。結果、銀メダル、もう充分すごいです!!

陸上も、やっぱりボルトはカッコイイわ。でも全身バネのチーターのような走りをする黒人勢の面々に対し、日本勢の快挙!
バトン渡しの勝利と言われてるけど、そんなことない、日本人ってこんなに速くなったんか、とビックリでした。

選手のみなさん、本当にお疲れさま。素晴らしい試合を見せてくれてありがとう。美しいプレイを見せてくれてありがとう!

パラリンピックに出場される皆さんも、どうか練習の力を出しきって頑張って下さい!

反して、私自身のウダウダな日々…。そんな夏休みも終わってしまい、学校スタート。
元気の有り余る生徒たちに反し、私はまだエンジンがかからない日々です。

夏休みもどこにも遠出せず、真面目に出勤の日々。以前のようなカボチャ熱も沸かず、5個買い込んだものの、何も作らず未だ玄関に転がったままです。
出勤と言えど自由がきくので、昼休みに近くの川を眺めに行っては、ちょっとホッコリしてたくらい。

岩手県では台風で川が氾濫して大変でしたが、被害の大きかった岩泉、私の最近のお気に入りヨーグルトがまさにその岩泉のもの。
「岩泉ヨーグルト」という商品で「岩手県岩泉乳業」が作ってて、濃くて超おいしい。
白いアルミパウチの袋で、900gで800円もするけど値段の価値あり。だから岩泉と聞いて、他人事に思えず心痛む思いです。

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川というのは氾濫すると脅威だけど、普段の川というのは癒しの音色です。
私は山際の川のせせらぎの音がとても好き。
多分小さい頃に田舎の川に泳ぎに行き、潜って魚を見たり石をひっくり返してセムシ(トビゲラの幼虫?)を捕っては水面に投げて魚が寄ってくるのを見たり、熱くなった石の上に寝っころがって川のせせらぎを聞くのが夏休みの定番だったからかな。

山道の川のそばを車で走ってると「このへん、潜れそう」とか「あのへん、魚いそう」とかいう目で見てしまう。「あ〜入りたい」「潜りたい」と思ってしまう。
山から流れ出る細い小川の音も好き。田舎では「溝こ(みぞこ)」と呼ぶのですが、思わず車を止めて音を確かめ、ザバザバ歩きたい衝動にかられてしまいます。

よく臨死体験者が「三途の川」の話をされますが、私がもし死の縁で三途の川を見たらきっと喜んでホイホイ渡ってしまうと思う。
娘にそう話してると、「母さんは三途の川を渡らんと潜るで。さらに水生昆虫探しをして、三途の川でず〜って遊んだままや。死にもせず生き返りもせず、三途の川の地縛霊状態やな。あ、でも「虫網忘れた」とか「水中メガネが要る」とか思って生き返るかもしれん」とヒドイことを言うとりました。でもありえるわ〜。

近頃は川で遊ぶ子どもも虫捕りする子どもも全然見かけなくなりました。セミ捕りすらしてないもん。
みんな夏休み何して遊んでるの?
大型レジャー施設やショッピングモールやゲームセンターには子どもがいっぱいなのに、自然の中に子どもがいない!

そう娘に話してると、「母さんの常識は一般の非常識。テーマパークや映画やレジャー施設、それが普通!
私の夏休みは毎日川に連れて行かれて、遠出するといえば水中メガネと網とドライバーとバケツ持って海の岩場や。だから大学の友だちに海に誘われた時、私は笑い者になったんやで。みんながパラソルやらビーチボールやら持って来たのに、私だけ水中メガネとバケツ抱えて、軍手にドライバー持って、「お前は海女か!?」と笑われたんや。私はもう砂浜の海を楽しめない身体になってしもた。」と怒って言うので、
「でも、そういう経験があってよかったと思える日がくるわ」と言うと、
「ビーチボールより蛸や貝探す女子大生って変やろ!」とさらに怒って言うので
「でも砂浜ビーチボールより岩場の方が楽しいやろ?」と聞くと
「まあな。砂浜でキャーキャーやってるだけの何が楽しいのかわからん」と言うとりました。さすが私の娘!

娘は周りの友だちがヒラヒラした花柄の水着を見せ合い、「その水着かわいい〜ぃ」とかキャッキャ言い合ってる中、一人水着の上にTシャツと半ズボンを着て軍手はめて更衣室から登場したらしい(岩場は怪我するから、我が家の海ファッションの定番)。

娘のその時のビックリした顔と恥ずかしさを想像すると笑えますが、私はそういう娘でよかったとつくづく思う。海の楽しさは岩場だよ、絶対!

まあ、人それぞれ楽しみ方はいろいろあっていいのだろうけど、職場の若者たちが、「ハワイ行ってきましたぁ」とマカデミアナッツチョコを自慢気に配ってたり、「シンガポール行ってきましたぁ」とようわからん民芸品くれたりするのを 「うわ〜いいわねぇ〜素敵な夏やったんやね」と言いつつも、どこか心の中で「フン」と思ってしまう気持ちがある。

娘は「それは妬み。私も川よりシンガポールがいい。三途の川渡る前に連れてって」と言うとりますが、贅沢な旅より心の贅沢の方がいいと思うのは私が年をとったからか…?

とはいえ、どこかに連れてってやらねばと思ううちに夏休みが終わってしまったので、最近CMで宣伝してるびわ湖バレイにできた「びわ湖テラスにでも行こうか」と誘うと
「何があるの?」と聞かれ、
「きれいな景色」と答えると
「なんで琵琶湖なんか見なあかんねん、いつも見てるし」と即却下され、結局ウダウダから抜けられない日々を過ごしております…。


posted by 安楽満 帆志 at 00:00| Comment(0) | エッセイ

2016年08月01日

2016年8月 初針体験

毎日たまらん暑さですが、皆様お身体は大丈夫でしょうか。
楽しみにしていた夏休みも、もう半分が済んでしまい、毎日真面目に休みも取らず学校で勤務してるのに、「これを仕上げたぞ」という達成感もなく、だらけた日々を過ごしております。

高等部になると「職場実習」というものがあり、卒業後の進路に向け生徒たちが作業所へ1週間の体験に行くので、前半はその付き添いに明け暮れておりました。
作業所によって仕事内容が違うので、ひたすら袋にネジを詰める1週間だったり、ビニールハウスの草引きだったり、クッキー作りだったりといろいろな仕事を私も経験してきました。
中でもビニールハウスの草引きは辛かった…。炎天下のビニールハウスは入るなりモワーッと赤熱地獄。そこでひたすら2時間の草引き。「もう無理〜っ」と言いたいが、生徒を含め障害者たちは黙々と作業し、途中のお茶休憩に彼らは「冷たくておいしいねぇ」「暑いけど頑張ろうね」と笑顔。頭が下がりました。もう脳ミソ溶ける暑さですよ。

障害者施設で19人が殺されるという心痛む事件がありましたが、ちゃんと社会の一員として役立っている面も見てほしいと思う次第です。彼らの存在が私のような職業をはじめとしてたくさんの雇用も生み出してるし、彼らの言葉に心洗われ大切なことに気づくことも多いのです。

さて、話は変わりますが、私は夏休みに必ずギックリ腰をやるのがここ5年の常。今年は気を付けて体操もしてたのに、8月頭に椅子から立ち上がった瞬間に「あ、ヤバイ」感。
そろりそろりと能の足取りのように歩きつつ、階段を降りたその時、ズキッと来ました…。
「ウヒェッ」と変な声を出して座り込み、そこから歩けず。立てず進めず。
泣きそうになりながら車に乗り込み、医者へ行きました。

いつもなら整骨院に行くのですが、私のギックリ仲間が「整骨より針やで」と言ってたので、初めて鍼灸院なるものへ行ってみました。

私が今まで鍼灸院を避けていたのには理由があり…
実は私は注射や針が大嫌い。
だからインフルエンザの予防接種も絶対行かない。身体に針を刺すなんて怖いじゃないか!!
我が子の予防接種でさえ顔を背けて見てられない。注射されてないのに自分まで痛い。
魚釣りもダメ。針が口に刺さる魚を見ると、自分の口に刺さってるような痛みを感じる。しかも、一度釣りに無理矢理付き合わされ、竿を振り上げた瞬間に針が親指の付け根に刺さり、医者に「針には返しがついてるので、引き抜くより押し込んで出します」と言われ、ギューッと押し込まれて死ぬ思いをしたし。

実は私は今まで何度も怪我をしてあちこち縫い傷だらけ。
小学校時代には自転車で坂を掛け降りてる時に「ライダージャンプ!!」と叫んで両足を振り上げ(当時仮面ライダーが流行ってたもんで)、その足が前輪に挟まり、スピードが出てたため後輪が上に持ち上がって一回転して側溝に頭から突っ込み血だらけに…。頭を5針縫う怪我でした。
小学校6年の時には、草原を歩いてたら有刺鉄線に太ももをグサリ。3針縫う怪我。
中学では、飼い犬を散歩させてたら近所の犬が飛び出してきてうちの犬に襲いかかろうとしたもので、うちの犬を両手で持ち上げて守り、下からは近所の犬に噛まれ、上からはうちの犬に噛まれ、両手を何ヵ所も縫う羽目に。
大学生の時は、花バサミで枝を切ってたら指の腹をブチンとV字に切り2針縫い…

毎回外科に行く度に泣き叫び、医者から「どこの幼稚園児や!」と怒られるほどみっともない姿を見せてきました。
「何も痛くない!!麻酔の注射するんやから!」と言われても、その注射が怖いから泣いてたんだよ!
パッカーンと開いた傷口に麻酔針を刺す あの恐怖。

そんな華々しい経歴の持ち主だけに、注射となると過去の怪我の時の痛みが蘇る。
だから鍼灸なんて絶対行きたくなかったのですが、さすがに痛みには耐えられず、ついに初針体験となりました。

針が刺さるところは見えないけど、今来るか今刺されるのかと思う時間がもう地獄。
「チクッとしますよ」って、言うなそんなこと!余計に怖いじゃないか!!
「足首のきわにツボがあるので、そこにも刺しますよ」って、やめて〜っ、想像してしまう!
怖さのあまり身体に力が入り、余計痛い。

さすがに今回は泣き叫びはしませんでしたが、口から心臓が飛び出そうでした。30分ほどの治療が2時間ほどに感じられ、終わったら汗だく。

でも随分楽になり、針効果を実感。針ってすごいわ、さすが中国四千年の歴史。
とはいえ効果を実感してもやはり行くのは怖い。
鍼灸院の前に着いて、まず深呼吸。深呼吸するとズキッとくるから、痛みが「よし入るぞ」という後押しになる。
そして門の扉に手をかけ、「勇気を出すんだ」と自分に言い聞かせる。
で、そのまましばらく立ち止まる。
「治したいなら入るんや。ここを通ればあとは楽になるんや、入るぞ」とまた言い聞かせ、やっと入る。

この儀式を通院ごとに毎回やってますが、おかげで今回のギックリは治りが早い気がする。

まだあと数回は通わないといけないそうで、「そろそろ行かねば」「いや、あと30分後にしよ」などと、恐怖と戦いながらの鍼灸院通いは、暑さをすっかり忘れる寒〜い時間となっております。



posted by 安楽満 帆志 at 00:00| Comment(0) | エッセイ

2016年06月01日

2016年6月

すっかり夏のような毎日ですが、夜はさすがに涼しくて過ごしやすく、グッスリ眠れて朝も起きられず、這うようにして身体を布団から引きずり出す日々です。

5月の我が家は物要りでした(涙)
お風呂の床タイルとバスタブの境目が一部陥没、排水口もボロボロ。
ガレージの波板は日焼けして変形し、台風が来れば剥がれ飛び、3分の2しか残ってない歯抜け状態。
さすがにもうアカンと浴室と波板を改修しました。

築30年のバスタブはステンレス。浴室の壁下半分がタイル、上半分が白壁という構造で、白壁にはカビで黒い模様ができ、半年ごとに「泡ブリーチ」なる漂白剤を吹き付けてたのですが、さすがに「泡ブリーチから解放されたい」思いが募り、「システムバスにするぞ!!」と決意。

しかし、我が家の浴室は、片面が出窓になってるため、真四角のシステムバスは「使えませんので、パネルを側面と出窓と天井に貼り付ける改修になります」とのこと。「じゃあ、それで」とお願いしたものの、お風呂リフォームって高いわ!!
まずは風が吹いたら飛んでご近所にご迷惑をかける波板の交換。すっかりキレイになり大満足。

次に浴室。
バスタブを新しいホーロー製に替え、タイル床と側面下半分をパネルに替え、そこですでに80万…。もう予算オーバー。側面上半分の白壁と天井は泣く泣く諦めることに…(全部やると110万)。

数日間はお風呂使えず、田舎なもんで近くに銭湯もなく、車で10分の川沿いにある釣り旅館のお風呂に行こうと言うと、娘が 「中学の時の職場体験で行った旅館や。ひたすら箸袋に割り箸入れさせられたとこや。絶対イヤ!!」と拒否。
仕方なく車で30分のスーパー銭湯まで行く羽目に…。

スーパー銭湯って、平日夜10時くらいでも人いっぱいなのね、知らなかった。
せっかくだしいろんな種類のお風呂に入りたい私。しかし息子はサッサと上がるから「遅すぎ!!」と怒られる。
急いで脱いで急いで入ってすぐ上がらねばならず、行くのに30分、お風呂が20分、帰り道に30分と、疲れを取りにお風呂に行ってるのに、倍疲れて帰ってくる日々。

そんなこんなで、やっと完成したお風呂。
石鹸やシャンプーやボディータオルを運び入れ、タオル掛けの吸盤フックを着けたらスルスル〜と落ちる。
「前の古いのじゃダメなんか」と思い、新品のを100均に3つ買いに行き、「これでどうや!」と着けたら、またスルスル〜と落ちる。 「安物はさすがにダメか」と、今度はホームセンターへ行き、「どうせならシャンプーとか石鹸とかも置けるステンレスの金網ボックスも吸盤でつけよう」と1つ350円の高い吸盤を10個購入。 ところがそれも着かない! またスルスル〜と落ちていく。

業者に電話して「吸盤がつかない。どうすればいいの」と尋ねると、「奥さん、そりゃ凸凹のあるパネルに吸盤着けるのは無理ですわ。シャンプー台やタオル掛けをつける工事しましょか」と言われ…。
予算オーバーしてるのにこれ以上払えるかいっ!吸盤13個も買ったのにどうしてくれるねん!

頭にきた私は木工ボンドを吸盤に塗りたくり、気合いで押し付け、くっつけました!!

「どや、くっついたやんか、ざまあ見ろ!!」
何にざまあ見ろなのかわかりませんが、 毎回吸盤が落ちてないのを確かめるたびに気分爽快。毎日快適お風呂生活を送っております。(白壁は見ないようにしております)。

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左:吸盤で取り付けた金属の網とネット
右:ボンドで完璧、100均吸盤と黒ずんだ白壁


posted by 安楽満 帆志 at 00:00| Comment(0) | エッセイ